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お役立ち情報


データベースはデータ中心

 データベースを使うと言う事は、知ってるかどうかに関わらず、データ中心指向と言う事だ。
 そのため、データベースを上手く使うためには、データ中心アプローチとして紹介されている考え方や技術が役に立つ。
 Data centric art galleryでは、データ中心に関する考え方や技術をコラム形式で紹介している。
 また、データ中心アプローチを進めるための手順なども紹介しているので参考にして欲しい。
 なお、データ中心指向の中核技術であるデータ分析では、ビジネスの作りを見極める洞察力に深層を見抜くこつが求められるので、技術の表現にあえてartを当てている。(らしい)  Data centric art gallery

データベース設計支援

 データベースの設計をしたつもりになって、従来からのファイルワークのデータレーアウトでデータベースを実装し、データベースを作ったつもりに成っているケースがある。
 一寸専門家に見せれば適切な指導があっただろうと、データ移行やテスト環境でのデータ作成でデータの整合性が追えずに混乱している姿を見るにつけ情けない思いをするが、どうやら、手近に専門家が居る環境の方が少ないようだ。
 これらは全て不勉強による自業自得だと言ってしまえばそれまでだが、プロジェクトの中でファイル設計とデータベース設計の本質的な違いを理解している者が居なければ、自分たちが不勉強である事にすら気付けないのが、日々の作業に追われて忙しいだけのシステム部門の実情だ。
 前回、技術教育コースに参加したのは何時だっただろう。
 特にシステム業界は3文字略語が飛び交い、一体何が本質的なトレンドなのかを見極める事は容易ではない。
 用語解説レベルの一寸した蘊蓄を披露すれば、博識で通用する環境で誰が本気でスキルを磨こうと思うだろうか。
 言われて見れば、「ベンダーが納品したデータモデルも、大丈夫だからと言われて検収し、そのまま保管庫に入れたままだが」と、気になりだした諸君には朗報だ。
 株式会社FMSのデータ分析専門家がデータモデルのレビュー、評価、作成指導などを代行してくれる。
 既に、リリースされたデータベースの評価も可能なので、今後の再構築に向けて検討を始めたプロジェクトの相談にも乗る。
 心配ばかりしていても始まらない、品質が良ければ文句は無いし、悪ければ悪いで改善を考えれば良いことなので、自分で評価が出来ないのであれば、専門家の意見を聞く事は恥ではない。
 株式会社エフ・エム・エス
 直接ソリューションを紹介しているページはこちら。
   データ中心指向のソリューション 

データベース設計の説明

  日本マイクロソフト株式会社が提供しているMicrosoft Office Access 2007向けに「データベース設計の基本」を説明しているが、技術的な作業手順を分かり易くまとめて解説しているので大いに参考になる。
 本講座が中心としているデータベース設計に関する基本的考え方の修得と並行して参考にする事を勧める。
 初心者はもちろん、中級者が知識を整理するためにも良いだろう。
 リンク条件の項を探したが見付からなかったので、直接リンクは避けて、URLを掲載しておく。
  http://office.microsoft.com/ja-jp/access-help/HA001224247.aspx

 データベース設計の基本

 これもデータベース設計の基本を説明している。
 日経BP社のサイトITPROに掲載されていた「データベースを基本から理解する」は、全体的には実装寄りの話題が中心のようで、概念モデルに対する意味づけなど、本講座とは意見の違う部分もあるが、データベース設計の描き方入門として一読の価値はあるだろう。
 もちろんここで学習した後に、読む事を勧める。
 ITproは、リンクについて、「各コンテンツへは原則として自由にリンクいただいて結構ですが、URLは事前に予告なく変更・削除する可能性があることをご了承願います。」と書かれていたので、リンクしておく⇒ITpro記事へ
 変更無く削除される可能性がある様なので、もし、気付いたら連絡を欲しい。
 特にパート7のその1に、本文でも示した「関連を描いていないデータモデルか危ない」と言う危惧が、分かりやすい例で述べられている。
 この有名サイトの一流執筆者が例に挙げていると言う事は、やはりこの様な、初歩的なミスと言うか、ちょっと勉強すれば簡単に分かる様な事すら無視しておいて、墓穴を掘るような例が多発していると言う事の証左だろう。
 見込みや予想で動いてしまう事が、経験を積めばそれだけ多くなって来るのは誰しも同じだろう。
 経験を積んだにも関わらず、新人と同じように一から十まで一々やっていたのでは生産性の上げようが無いので、見込みで動く事自体は悪くない。
 ただし、機能や目的は確認しなければならないだろう。
 ここで述べられている例でも、少なくとのER図で表記した時点で、E(エンティティ)はあるが、R(関連)は描けていないが何故かと言う部分にもう少し注意しておけば良かったのだが。
 人間誰しも無駄な事はやりたくないのは同じである。
 E図で済むならER図を要求する事はない。
 世間がER図と言っているものを「俺たちはE図で描けたぜ」と思ってしまう浅はかさや自身過剰は、一体どこから来るのだろう。
 いや、単なる世間知らずの不勉強も、多数がそうだと、問題にならない、情報交流が無い事の恐ろしさか。
・前回、セミナー・フェアーに行ったのは何時か
・前回、技術的に新しい概念に接したのは何時か
・前回、知らない用語を調べたのは何時か
 大丈夫、遅れている事が分かっていれば、追いつく事は簡単だ。

 データベース設計の基本

 科学技術振興機構が運営している「Webラーニングプラザ」に、データベースコースが新設された。⇒こちら
 「データベースとは何か」から始まり、段階的にデータベースの学習を進めて行くが、後半はリレーショナルデータベースの仕組みや使い方の解説が中心と成っている。
 何れも、データベース設計者として、知っておいて損は無い。
 なお、「Webラーニングプラザ」には他にも優れた教材が多数アップされているので、是非一度、目を通しておく事を勧める。
 

 IMDAエンタープライズモデリング

 NTTデータが「モデリングソリューション」としてデータ中心アプローチの考え方と概念データモデルの活用の方法について、分かり易く解説している。⇒こちら
 モデルベースシステム開発では効率化ツールなども紹介されているので、それらを上手く使えば開発作業の生産性を更に工場する事が出来る可能性がある。
 但し、如何に支援ツールが充実していようとも、概念データモデルの品質を決めるのは分析者の分析力で、データ分析/データモデリングのスキル修得がパス出来る訳ではないので念のために。
 システムエンジニアって奴は、元々がコンピュータと言う(前は)夢と発展性のあるものを相手に仕事をしている関係で、つい銀の弾丸を探してしまうが、存在するのはあくまでも支援ツールなので、自転車の電動サポート同様、先ず、自らが漕ぎだすのでなければ助けにはならない。
 
一億総プロセスの世に、データサイドからの物の見方を披露する物好きユースフルコラム。
 こんな物の見方もあると言う事だ。(データベース設計には余り関係無いが・・・))
このページでは、このデータベース設計基礎講座以外に、データベース設計の学習に役立つサイトを紹介している。
 これだけの情報を、書籍で入手しようと思ったら、それだけで数万円の出費は覚悟しなければならないだろう。
 況や、講義内容が理解出来るかどうかに関わらず、セミナーを受講すると、その費用は数十万になるはずだ。
 全く、便利な世の中に成ったものである。
 逆に言うと、この環境で「知りませんでした」は通用しないと言う事だろう。。
 ここのお役立ち情報を活用して(もちろん中心はこのサイトに置いて欲しい)大いにスキルを磨き、決して、リレーションシップの無いER図を、臆面も無く、顧客に納品する事の無いようにして貰いたい。
 
お役立ちコラム
【データ項目名で分かるデータベース設計の拙さ】
 当月、前月などと、データ項目名の修飾語に相対的期間表現を使う場合がある。
 多くの場合、12カ月分を表形式で持ち、新たに一定期間が経過すると表をずらして新たな値を追加する更新処理を行う。
 月別〜として、毎月処理年月(処理対象時期または期間)と一緒に追加しておけば、更新する必要はないものを、わざわざ更新を誘発する形式でデータを持っていると言う事になる。
 おまけに、本来は月別〜と一つのデータ項目名で対応可能なものを、相対的期間表現で収束する事で、見かけのデータ項目名を増やしてしまう効果がある。
 古いシステムのファイル設計に良く見られるが、その名称でユーザインターフェースに表示される事は無いので(もしあれば、全体時期に置き変えて表示すべき)、これらの名称を整理する事で、見かけのデータ項目数が削減される。